ご存じのように、あの「ウルトラQ」が47年目ぶりに、新作続編として復活します。
以下は、2012/6/17付けスポーツ報知さんの記事に加筆したものです。
「ウルトラQ」、47年目の続編制作! 2013年に連ドラで帰ってきます。
今も高い人気を誇っている「ウルトラマンシリーズ」の原点、日本初の特撮テレビ映画「ウルトラQ」(1966年)が、WOWOWで連続ドラマ(全12回予定)としてよみがえることになりました。
タイトルは「ネオ・ウルトラQ」(2013年放送)です。
映画監督の石井岳龍氏、入江悠氏ら日本を代表する奇才がメガホンを執り、21世紀に新たな伝説を生み出すことになるそうです。
「ウルトラQ」は円谷プロダクションが自社企画として初めて制作した作品で、1966年1月~7月、日曜日午後7時からTBS系で放送されました。ゴールデンタイムですね。
昔は、ゴールデンタイムに特撮番組が放送されていたのです!
「ウルトラQ」は“日本映画界特撮の父”円谷英二氏が劇場用映画と同じ35ミリフィルムで撮影するなど、クオリティーを追求し、米国のSF空想ドラマ「トワイライトゾーン」を下敷きに、日常生活の様々なバランスが崩れるときに起こる異変、怪事件を独特の怪獣路線と融合して描いたのでした。
「ウルトラQ」からはゴメス、リトラ、カネゴン、ペギラ、ガラモン、ケムール人など、現在でも人気の高い怪獣たちが誕生しています。
「ウルトラQ」は、今日まで続く「ウルトラマンシリーズ」の原点と言える作品です。
また、「ウルトラQ」は「これから30分、あなたの目はあなたの肉体を離れ、この不思議な空間に入っていくのです…」という石坂浩二の印象的なナレーションもドラマを彩っていました。
今回の「ネオ・ウルトラQ」は「47年目のセカンドシーズン」という位置づけです。
「ネオ・ウルトラQ」では、小型飛行機パイロットの万城目淳(佐原健二)、その助手・戸川一平(西條康彦)、カメラマンの江戸川由利子(桜井浩子)が主人公となり、様々な怪事件に遭遇していきます。
半世紀近くを経て舞台となる現代世界、主人公の職業、年齢、キャラクターは変わるものの、オリジナル同様の基本概念でドラマは構築されていくそうです。